シャトー・ロシェイロン [2011] 750ml

「ドミニオ・デ・ピングス」を率いるピーター・シセック氏と、サン・テミリオンのGCC「シャトー・フォジェール」オーナーのシルヴィオ・デンツ氏がタッグを組み、サン・テミリオン最上のテロワールと言われる7.4haの畑からリリースしているワインが「シャトー・ロシェイロン」です。

2011年は全体的なバランス感とエレガンスがそこに加わり、より高いクオリティの仕上がりになっています。とはいえ、ボルドーワインでありながらテンプラニーリョを思わせる個性は今年も健在！満を持してリリースされた二年目の作品を、じっくりと味わってみてください！

少し紫がかった濃いガーネット。プラム、チェリージャムのような濃厚で甘い香りに、ナツメグ、シナモン、クローブなどのスパイスが混じり、樽由来の上品でクリーミーなヴァニラ香も感じられます。舌触りはとてもシルキーで、丸く舌の上を滑る感触があり、女性らしい印象を受けることでしょう。酸味はきりりとしており、きつさは無くまろやか。赤系果実の香りと味わいを存分に楽しめる一本に仕上がっております。

ボルドーラヴァーの皆様、いやワインラヴァーの皆様、是非お試しください。
凄いクオリティーを存分に感じて頂ける事と思います。



セパージュ：メルロー70％、カベルネ・フラン30％
土壌：石灰岩土壌
収量 ：1haあたり28ヘクトリットル、収穫は手摘み
ブドウの樹齢：カベルネ・フランは60年、メルローは40年
発酵：酵母は用いず、低温管理（24）下で3週間発酵、
ポンピング・オーバーは基本的に行わず、ブリーディングもしない。
熟成：25％オークの新樽で14ヶ月熟成後、無濾過で瓶詰め
生産本数：13，500本
ファーストヴィンテージ：2010年